学校の様子

環境鮮麗学 第3回「なぜグループ活動ばかりさせるの?」

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第3回のテーマは対話。自分と相手の「当たり前」が違うことに気づいた生徒たちが「伝える」会話を「伝わる」対話にするために試行錯誤します。 ちょっと心配だった連休明け。全員が元気に登校し、休み時間を楽しく過ごす姿にひと安心です。  さて第3回のテーマは「脳」と「対話」。さっそくグループで連想ゲームに挑戦し、ある一つの事柄から連想する言葉が人によって全然違うことに驚き、相手の話に耳を傾けないと互いの思いや考えを伝えるのは難しい、ということを実感しました。また、異なる経験をしてきた一人ひとりの脳が考え出すアイデア、そのすべてが重要なヒントになることを再認識しました。  対話のパートでは、「その人の行動は社会にどんな影響を与えたと思うか」というお題で生徒どうしが意見交換に挑戦。生徒たちが選んだ人物は、アンネ・フランク、大谷翔平、カリコ・カタリン、J.K.ローリング、杉原千畝、田中正造、ベートーベン(敬称略)など実に多彩。"事実″と"自分の意見″をしっかりと整理して、各チームとも1分間の人物紹介を見事にやりとげました。  ところで、今回の授業では、ChatGPT(仮にチャッピーくんと表記)にも参加してもらいました。大谷翔平の二刀流は社会にどんな影響を与えたと思うか?という質問をしてみたところ、チャッピーくんはネット上で語られている大谷選手の評価を理路整然と記述しただけでしたが、大谷翔平チームは「MLBのルールが変わった」点にフォーカスして発表していました。人工知能を道具として使いこなしながら、自分の意見を大切にする。その大切さを生徒たちが気づいてくれたら嬉しい限りです。いずれにせよ、情報があふれかえる社会で、人工知能と人間の脳、それぞれの長所を使い分けながら、探究を深めていってほしいです。  え? なぜ環境の授業で脳や対話を扱うのか、ですって? もっともなご意見です。これから生徒たちが向き合う環境問題の多くは、ほとんどが立場の違う人間どうしのぶつかり合いだからです。相手の立場を完全に理解するのは難しいかもしれませんが、想像力でそれを補える人が増えれば、その人たちの脳が大きな問題を解決する第一歩を生み出すかもしれませんからね。まずは、生徒たちが教室の環境をどうつくりあげていくか、すみっこから見ていようと思います。

環境鮮麗学 第4回「世界がヤバいと思うこと」

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第4話からはSDGs編!つながりの大切さを学んだ生徒たちが地球規模課題を考えるミッションに挑戦!今日の切り口は「飢餓」。始動早々、未来の食事で大ピンチ!? いよいよSDGs編がスタート!今回は飢餓という視点で世界を見渡し、バランスを崩しているところはどこか、循環がとぎれているのはどこか、を考えました。  まず注目したのは、なぜ飢餓に陥るか、という点。食糧が慢性的に不足している国を確認し、どんな場所で、どんな条件が重なると飢餓が広がるのかを考えました。衝撃的だったのは食糧の行方を考えるパート。地球全体ではみんなが食べられる量の穀物を生産できているのに、途上国に食糧が行き渡らないのはなぜか? どこで、誰が、どんな形で穀物を食べているのか?トウモロコシと牛肉のデータを見ながらみんなで考えました。大量の穀物が牛肉に姿を変え、経済力の大きい国の食卓に現れる。その現実は、遠くの国の飢餓と私たちの食生活が無縁ではないことを示しています。その他に「買えないと食べ物がない」「つくっている国の自然環境を壊さないことも買う側の責任」など、食糧を輸入に頼る日本の現状から生徒たちは多くを学んだようです。  食糧を買う側の先進国も決して飢餓フリーではありません。ハンガーマップLIVEは、気候変動や紛争、病害虫や感染症の被害によって、お金を持っていても食糧が手に入らない!、そんな未来があり得ることを教えてくれます。卵。肥料。そして家畜のえさ。北海道で手に入りづらくなっているものに注目すると、世界のどこで飢餓が発生してもおかしくないことを思い知らされ、ぞっとします。  食卓に到るまでの食糧事情を知ると、食品ロスがどれだけ恐ろしいことか実感がわいてきます。何もしないとどんな未来がやってくるのでしょうか。それを体験するために最後は未来の食糧の"試食″にトライしました。メニューは「代替肉」「コオロギ」そして「クラゲ」。いずれも10年後の食卓を支えているかもしれないものばかり。「昆虫、意外と食べれた!」「絶対イヤ!」。。。皆さん、食生活を守る大切さを痛感されたご様子。中には「飢餓についてもっと知りたくなった」という声も。世界がヤバいと思うことを知り、“自分がヤバいと思うこと”に気づいたようですね。

環境鮮麗学 第5回「未来に向かって舵をとれ!」

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広島サミットが開催される中、環境鮮麗学の授業ではバトルが勃発!生徒たちは国のリーダーに扮し、気候変動がもたらす攪乱(かくらん)から自国と国際社会を守るため、難しい対話に挑みました! 果たして世界は存続できたのでしょうか? SDGs達成が声高に叫ばれる私たちの世界。17のゴールを掲げなければならない社会になってしまったのはなぜなのでしょうか。今日は世界共通の脅威「気候変動」を題材に、次世代を担う若者たちが、仮想世界の存続をかけて地球規模課題に挑みました。  もちろん、本当にバトルするわけにはいかないので、ボードゲームに没入して頂きます。生徒たちは資源や技術レベル、そして経済力の異なる4つの国に分かれ、国のリーダーとして、自国民を守るために予算を使って攪乱に対処します。適切な予算配分を行うことができれば、攪乱(かくらん)によるダメージを最小限に抑えることができます。国際情勢ボードで他国の状態も気にしながら、熱波や台風を乗り切るリーダーたち。地球規模の攪乱(かくらん)を前に、たびたび国際協力を行う必要性に迫られますが、悲しいことに国家予算は限られています。自国民を救うための予算を他国を助けるために使うべきか否か、国内(グループ内)でも国家間でも摩擦が生じ始めます。「お前の国も金出せよなー」「我が国には条約に参加する経済的余裕はありません・・・」などなど、話し合いは難航しますが、もちろん災害は待ってくれません。次第に減っていく人口と予算。どこからともなく「もう戦争しかないな」という声が。このゲームでは何でもアリなので、戦争という選択も可能です。しかし生徒たち、いえ、国のリーダーたちは対話を続けることを選びました。ここだけの話、ちょっと感動してしまったのが難民支援の場面。海面上昇で発生した環境難民を救うために、自分たちも結構ヤバい状況にある国が支援を申し出たのです。そんな中、無情にも国際情勢はさらに悪化の一途をたどり・・。  残念ながら、今回のゲームでは、世界は滅びました。このゲームは、生徒に「あなたの問題はわたしの問題」という視点に気付いてもらうためのものでしたが、難民の救援に尽力する姿を見て、現実社会がこのクラスのようになれば、まだ未来に希望はあるなと感じました。私たちが発展することに集中しすぎて忘れかけていたこと、そしてSDGs達成のために私たちがするべきこと。「となりの人を、ちゃんと見る、ちゃんと知る」。そのハードルは見事にクリア

環境鮮麗学 第6回「プラスチック・プラネット その1」

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気づけばプラスチックだらけの人間社会。宇宙人に狙われる前にプラスチックに征服されてしまいそうで心配です。第6話はプラスチックプラネットの未来を考えるシリーズの序章。散らかったプラスチックの探索に挑戦です。 合成樹脂(プラスチック)はとっても便利。軽いし、強いし、くさらない!。そう、腐らないんです。使われている間はヒーロー状態のプラスチック様も、ポイっと捨てられた瞬間から魔物への道をたどり始めます。(まだ生徒には言ってませんが)授業で注目するポイントは、この「腐らない」という点。別な言い方をすると「食べるヤツがほとんどいない」ということ。環境鮮麗学の授業では、「循環していない状態」や「バランスを失った状態」に注目することにしているのですが、放浪するプラスチックは、まさに循環もバランスもマル無視のモンスター軍団。大量につくられて☞さっさと捨てられて☞あっちこっちに散らばって☞誰にも食べてもらえず(分解されず、再利用もされず)☞どんどんたまっていく・・・。この残念な展開を学ぶために、人間とプラスチックのつき合い方を、生徒自身がこれから調べていきます。  まずは準備運動!メガスケールとマイクロスケールで、散らかったプラスチックを見つけ出す体験をしてもらいました。一つ目のチャレンジはマイクロプラスチックの探索。ビーカーの中に海岸の砂と水を入れて混ぜ、浮き上がったマイクロプラスチックを実体顕微鏡で観察。砂の中から小さな粒状のプラスチックを見つけ出すことができました。しかし、それ以上に生徒をキャーキャー言わせたのはダニなどの甲殻類(意外に多いんです)の皆さん。この小さな働き者たちは打ち上げられた海藻を分解しているのですが、掃除屋さんたちにとってもマイクロプラスチックは手に負えない存在。そのことも、これから生徒たちに調べてもらいましょう。  そして二つ目のチャレンジはドローンの操縦!。広域でプラスチック廃棄物が溜まる場所を見つけ出すのに役立ちます。といっても海岸は風や塩分の影響があるため、実際の環境調査では簡単に使えません。1年生の間は操縦を覚えてもらうところまでにしましょう。さっそく挑戦してもらったところ、さすがデジタルネイティブ世代。スマホでスイスイとドローンをコントロールしていました。  次回からはグループに分かれてのミッション。ここまで学んだことを活かしてくれたら嬉しいのですが。

産業社会と人間:コミュニケーションワークショップ授業

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5月18日(木)6校時 1学年「産業社会と人間」の授業において、株式会社TomoniSolutionsの鈴木 優雅様を講師にお招きし、WEB上の検査を使い、自己理解を深め、自分自身を表現する力を養うことを目的に、コミュニケーションワークショップを行いました。生徒は、自分では想像していなかった自分の特性などに驚き、また自分のストロングポイントを人に伝えることの難しさなどを学び、ととも良い経験になりました。

白高祭を彩る茶華道部の生け花

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明日から始まる第70回白高祭に合わせて、茶華道部が3点の生け花を飾りました。講師の新井田先生ご指導のもと、白高祭のイメージに合わせた明るい色合いのお花を美しく生けたのは、3年生の山崎さん、松田さん、三上さんの3名です。4月から部員が増え、お互いの作品にアドバイスをしながら、楽しく生けることが出来ました。全校生徒や来場のお客様の心が温かく、楽しい気持ちになるような作品に仕上がりました。  作品は玄関ホール、体育館前に展示しておりますので、ご来場された際はぜひご覧ください!

科目選択説明会

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7月13日(木)に1学年、2学年を対象にした次年度の科目選択説明会を実施しました。教務部長より次年度カリキュラムやコース選択についての全体説明を行い、続いて各教科担当者から科目内容についての説明をしました。両学年とも将来の方向性や具体的な進路を意識しつつ、各自メモを取りながら真剣に聞き入っていました。

租税教室

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11月9日(木)の午後、財務省北海道財務局釧路財務事務所の皆様をお迎えし、「租税教室」を実施しました。税金とはどのような場所から徴収され、どのような種類があり、どのように使われるのか。そして皆さんならどのように使いたいか。この様な投げかけの下、生徒立ちも真剣に取り組んでいました。将来、自分達の税金がどのように流れていくのか、きちんと考えられる大人になってくれることを期待します。

第1回「ドリームティーチング」

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 久遠塾とのコラボレーションで、本校のドリーム部の生徒が隣の白糠学園で自主学習のお手伝いをする「ドリームティーチング」が行われました。兼部する競技の大会やその他の進路活動により3学年の部員が参加できず、2学年の部員のみの参加となりましたが、約2時間の活動を終えることができました。初めて見る高校生に話しかけるのはなかなか勇気のいることだと思います。高校生は受験などを経験しているので、是非そのノウハウも含めた質問をしてみて欲しいものです。

第一次産業見学(1年)

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10月19日(木)第一学年総合的な探究の時間において、「茶路めん羊牧場」、「株式会社M&S」、旧国鉄白糠線上茶路駅を見学し、第一次産業の過去、現状や課題について説明を受けました。第一次産業への理解と関心が深まり、地域課題の解決に向けた学びの態度を養うことができました。生徒たちは第一次産業の未来をイメージしてほしいです。ご多忙にもかかわらず、生徒受け入れにご協力いただいた事業所の皆様に心からお礼申し上げます。

第70回白高祭

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7月7日(金)、8日(土)に第70回白高祭が行われました。1日目には、各クラスのパフォーマンスや自由に参加ができる個人発表が行われました。 2日目には、模擬店の出店・一般公開を行いました。模擬店では、各クラスから冷やしキュウリや焼きそば、チュロスなどPTAは豚丼などが出されました。たくさんの方が来校し、楽しい白高祭を行うことができました。

第73回卒業証書授与式

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令和6年3月1日 第73回卒業式が行われました。制限なしの卒業式となり、多くのご出席を賜りました。 令和3年度に入学した卒業生20名が本校を巣立ちました。 式が終わり、卒業生の合唱が行われました。

総合的な探究の時間--ウレシパチセ巡検

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5月16日(火)2学年の総合的な探究の時間で、ウレシパチセ巡検を行いました。はじめに、アイヌ民族についての基礎知識や、白糠に残るアイヌの伝統・伝承などについて講話をしていただきました。その後、館内の展示物や伝承室にて伝統儀式の説明を受けました。生徒たちは実物を見たり手に取ったりしながら、事前の調べ学習で得た知識と関連付け、より関心を深めていた様子でした。最後は体験活動としてアイヌ文様を折り紙で作成しましたが、十人十色の美しいアイヌ文様を完成させていました。アイヌ文化における美の意識を自らの手でつかむことができ、「違う文様も作りたい」という声も聞こえてきました。  短い時間でしたが、自らの住む地域にゆかりの深い文化として、そしてそれを受け継ぐ当事者として、学びを深め、意識を高める貴重な機会となりました。

自動車学校通学に関する保護者説明会

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10月20日(金)18時より、3年生の保護者を対象とした、自動車学校通学に関する保護者説明会をおこないました。入校の手続きや条件の確認、交通安全と運転免許取得後の事故防止の重要性について共有することができました。

花壇植栽

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6月21日(水)に毎年恒例の花壇植栽を行いました。参加した生徒は橋北3区町内会の皆様と共に、500株のマリーゴールドを、校舎前と生徒玄関前の花壇に一つひとつ丁寧に植えていきました。生活環境委員長の岩渕さんは「地域の方々と一緒にお花を植えて、校内をきれいに彩ることができました。」と話しました。ご協力いただきました町内会の皆様に心から感謝申し上げます。

薬物乱用防止教室を実施しました

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7月24日(月)第6限、北海道釧路警察署生活安全課少年係の対馬様を講師としてお迎し、「薬物の使用の低年齢化、それに起因する子供の犯罪被害防止」という観点からご講話頂きました。薬物に手を染める事への精神・健康上の危険性、薬物への誘惑が身近に存在していること、薬物によって失われる未来などについて詳しい説明を受け、生徒も真剣に聞き入っていました。

見学旅行最終日~朝~

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 見学旅行もいよいよ最終日の朝を迎えました。今日は、奈良公園・東大寺を見学した後、伊丹空港から羽田を経由して釧路空港に向かいます。最後の最後まで存分に楽しんできます。

見学旅行結団式

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10月23日(月)6限に、明日出発する2年生見学旅行の結団式が行われました。式では、団長(学校長)の挨拶の後、生徒代表が「クラスの一員としての役割を担い、全体行動での協調性・規律を守り、学び多き楽しい見学旅行にします」と力強く結団宣言を行いました。その後、行程を共にする添乗員の方のご紹介があり、担任より最後の確認を行いました。安全で充実した見学旅行になるよう願っています。

見学旅行1日目~あべのハルカス~

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 あべのハルカスに到着しました。高さ300メートルを誇る超高層ビルの展望台から大阪の街を見下ろしています。北海道の大自然とは対照的な人工の風景に生徒は感動している様子です。