校長挨拶

 北海道白糠高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 本校は、昭和24年に地域の皆様の高等学校教育に対する熱い期待を担い、定時制課程被服科を設置する北海道標茶農業高等学校白糠分校として開校し、本年で創立75年を迎える伝統ある高校です。

 この間、本校を卒業された方々は、一万余名を数え、地元白糠町はもとより、広く全道、全国各地にて、様々な分野で活躍されています。 

 【校訓】 自立実践

 【学校教育目標】(育成を目指す生徒像)

  ○ 自ら考え、実行する生徒であれ

  ○ どんなことにも、精一杯立ち向かう生徒であれ

  ○ 心身ともに、健康で、たくましい生徒であれ

  ○ 豊かな心を持ち、物事に感動する生徒であれ

 現在、本校は、地域の中学校卒業者数の減少などにより、全校生徒61名の小さな学校となりましたが、校訓である「自立実践」のもと、子どもたちが積極的に学習に励むとともに、学校行事や部活動にも主体的に取り組み、また地域の方々の協力を得ながら、地域の環境について学び、考える探究活動にも意欲的に取り組んでいます。

  また、本校は、白糠町から、給食の無償提供、タブレット端末を始めとしたICT機器の整備、資格検定料・模擬試験受験料の助成や奨学金の支給など、様々な支援をいただいているほか、校内の図書室に「公営塾(久遠塾)」が開設されており、大学受験や公務員受験指導を始めとした進路指導補助や、基礎・基本の定着を目指す授業サポートなど様々な援助をいただいています。

 さらに、コミュニティ・スクールや高校魅力化地域協働応援団(鮮麗コンソーシアム)など、地域の方々と連携・協働し、町全体を学びの場とする教育活動を展開させるなど、多様な学びの充実を図っています。

  今年度につきましても、このような充実した学習環境のもと、全教職員一丸となって、自分で考え、自分で行動できる、「自走できる生徒」の育成を目指して、そして、子どもたち一人一人の夢の実現に向けて、全力で教育活動を推進してまいりますので、今後とも、本校に対するご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

 令和6年4月

 

                                                                   北海道白糠高等学校長

                                                                        佐 野 住 夫