コミュニティ・スクールの取組

令和5年度 第3回学校運営協議会

 2月27日(火)、第3回学校運営協議会が開催されました。校長より次年度グランドデザイン(案)の説明があり、地域に愛され、地域の子どもたちや保護者に選ばれる学校になるよう、熱意を持って取り組んでいく旨が話されました。また、多くの地域関係者との協働により学校教育を進めていく必要性があることからも、停滞しているコンソーシアムを活性化させていきたいという学校の要望が語られました。熟議では、進路指導の課題解決策として、コンソーシアムを増やし、進学・就職指導への協力体制を構築するという案、生徒指導部では、行事の活性化に向けて地域へ情報発信をしていくことや高齢者を味方につけることが有効だという案、教務部では、各種交流事業で高校に来てくれるのを待つだけでなく、生徒が小中学生のいるところに出向くことで、動機付けになるという意見が出されました。他に、部活動の在り方(種目・小中学校からの接続)についても意見が出されました。

 今年度は、様々な取組に取り掛かる時期が遅かったことが課題の一つでした。次年度は第1回の日程を4月末~5月初めに設定し、より充実した取組が進められるよう計画したいと思います。

令和5年度 第2回学校運営協議会

11月28日(火)、第2回学校運営協議会が行われました。開会の中で、佐野校長より生徒の進路状況や探究活動への取組などの説明があり、その後、昨年~今年度第1回学校運営協議会の熟議をきっかけとして行われた2つの取組「パークゴルフ交流」「ビジネスプラン」について報告がありました。どちらも準備期間が少なかったことや、地域へのPR等が不慣れなこともあり、当初のイメージとは違った形になりましたが、生徒は普段関わりのない方々と交流したり、活動への評価をいただいたりしたことで、達成感や自信へとつながったようです。森アドバイザーから改めてCSの目的等をご説明いただき、熟議では報告のあった2つのアクションの振り返りが中心となりました。次年度に向けて様々な課題が出されましたが、学校運営協議会としてこれからも活発な熟議を続け、学校と地域が互いを理解し、「地域とともに歩む」高校づくりを支えていきたいと思います。

      

令和5年度 第1回学校運営協議会

6月29日、第1回学校運営協議会が行われました。前年度の熟議の中で各部会から発案された令和5年度の取組について確認し、改めて今年度のメンバーで「今年度中に実現できそうな取組」について協議しました。森アドバイザーからCSのサイクルについて改めてご説明があり、課題やビジョンの共有に留まらず、今年度はアクションの共有から成功体験の共有に進み、学校にとっても委員の皆さんにとっても価値のあるCSに、という一押しもあったことから、後半の熟議では実現する取組内容を絞り込みました。最終的にカリキュラム部会では「委員の方々や地元企業の方々による生徒の面接指導」「地域の方々と各教科のコラボレーション」、生活部会では「各種団体との合同パークゴルフ大会」、探究部会では「10/1の産業まつりでの高校生の出店」を今年度のアクションに、という結論で熟議を終えました。 川島会長と森アドバイザーからは「委員だけでこの取組をやるのではない。委員から知り合いに声を掛けて、協働できる仲間を増やしていきましょう。」との留意点も話されました。

 

令和4年度 第2回学校運営協議会

2月24日、今年度最後となる第2回学校運営協議会が開催されました。今後、活発な活動を続けていくために必要となる要素について森アドバイザーからご助言をいただいた後、3部会に分かれ、熟議を進めました。テーマは「学校のカリキュラム・ポリシー実現のために次年度取り組めそうなこと」。熟議の結果、カリキュラム部会は「生徒のコミュニケーション力育成のためにパークゴルフ大会を開催し、町民と交流する」、生活部会は「学校に部活がなくても、地域の団体と連携して生徒の「やりたい活動」を実現する」、探究活動部会は「白糠で撮影するアイヌ映画の撮影に生徒が参加し、映画のセットの一つであるチセ作りを行う」・・・などという様々なアイデアが出され、次年度実現に向けて貴重な第一歩を踏み出すことができました。

 

令和4年度 第1回学校運営協議会

10月18日、コミュニティ・スクール設置後初めてとなる学校運営協議会が開催されました。委員へ辞令が渡された後、北海道地学協働アドバイザーの 森 敏隆 様にファシリテーターを務めていただき、5グループに分かれて「学校・生徒・地域の課題」をテーマとした熟議を行いました。それぞれの視点で忌憚のない意見が交わされ、どのグループも活発な熟議が展開されました。会長に選出された 川島 眞澄 様は「この会を難しく考えず、楽しみながら学校・地域のために知恵を出し合いましょう。」と話され、充実した1時間半はあっという間に終了しました。今後も和やかで活発なコミュニティ・スクールが続くように心がけていきます。 

 

 

コミュニティ・スクール準備会議

9月に設置されるコミュニティ・スクールに向けて、7月21日(木)に準備会議を開催し、学校運営協議会委員(予定)と本校教職員、合わせて25名ほどが出席しました。会議には釧路教育局社会教育指導班 森 健太郎主査をお迎えし、コミュニティ・スクールの意義や他校の実践事例を詳しく教えていただきました。出席者からは、今後の学校運営協議会のあり方や運営に対する意見が出され、9月の円滑なスタートに向けて、課題を明確化することができました。