学校の様子

環境鮮麗学 第6回「プラスチック・プラネット その1」

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気づけばプラスチックだらけの人間社会。宇宙人に狙われる前にプラスチックに征服されてしまいそうで心配です。第6話はプラスチックプラネットの未来を考えるシリーズの序章。散らかったプラスチックの探索に挑戦です。 合成樹脂(プラスチック)はとっても便利。軽いし、強いし、くさらない!。そう、腐らないんです。使われている間はヒーロー状態のプラスチック様も、ポイっと捨てられた瞬間から魔物への道をたどり始めます。(まだ生徒には言ってませんが)授業で注目するポイントは、この「腐らない」という点。別な言い方をすると「食べるヤツがほとんどいない」ということ。環境鮮麗学の授業では、「循環していない状態」や「バランスを失った状態」に注目することにしているのですが、放浪するプラスチックは、まさに循環もバランスもマル無視のモンスター軍団。大量につくられて☞さっさと捨てられて☞あっちこっちに散らばって☞誰にも食べてもらえず(分解されず、再利用もされず)☞どんどんたまっていく・・・。この残念な展開を学ぶために、人間とプラスチックのつき合い方を、生徒自身がこれから調べていきます。  まずは準備運動!メガスケールとマイクロスケールで、散らかったプラスチックを見つけ出す体験をしてもらいました。一つ目のチャレンジはマイクロプラスチックの探索。ビーカーの中に海岸の砂と水を入れて混ぜ、浮き上がったマイクロプラスチックを実体顕微鏡で観察。砂の中から小さな粒状のプラスチックを見つけ出すことができました。しかし、それ以上に生徒をキャーキャー言わせたのはダニなどの甲殻類(意外に多いんです)の皆さん。この小さな働き者たちは打ち上げられた海藻を分解しているのですが、掃除屋さんたちにとってもマイクロプラスチックは手に負えない存在。そのことも、これから生徒たちに調べてもらいましょう。  そして二つ目のチャレンジはドローンの操縦!。広域でプラスチック廃棄物が溜まる場所を見つけ出すのに役立ちます。といっても海岸は風や塩分の影響があるため、実際の環境調査では簡単に使えません。1年生の間は操縦を覚えてもらうところまでにしましょう。さっそく挑戦してもらったところ、さすがデジタルネイティブ世代。スマホでスイスイとドローンをコントロールしていました。  次回からはグループに分かれてのミッション。ここまで学んだことを活かしてくれたら嬉しいのですが。

令和5年度インターンシップ報告会

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6月29日(木)本校体育館においてインターンシップ報告会を行いました。今年のインターンシップは6月8日、9日の2日間にわたって実施され、2年生全員が12か所の事業所や団体にお世話になりました。生徒が学んできたことを資料にまとめ、来賓の方や1年生に向けて成果を報告しました。  お忙しい中、ご来校いただきました皆様に心から感謝申し上げます。これからもインターンシップをはじめとしたキャリア教育の充実に向けて取り組みますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

白高祭を彩る茶華道部の生け花

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明日から始まる第70回白高祭に合わせて、茶華道部が3点の生け花を飾りました。講師の新井田先生ご指導のもと、白高祭のイメージに合わせた明るい色合いのお花を美しく生けたのは、3年生の山崎さん、松田さん、三上さんの3名です。4月から部員が増え、お互いの作品にアドバイスをしながら、楽しく生けることが出来ました。全校生徒や来場のお客様の心が温かく、楽しい気持ちになるような作品に仕上がりました。  作品は玄関ホール、体育館前に展示しておりますので、ご来場された際はぜひご覧ください!

第70回白高祭

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7月7日(金)、8日(土)に第70回白高祭が行われました。1日目には、各クラスのパフォーマンスや自由に参加ができる個人発表が行われました。 2日目には、模擬店の出店・一般公開を行いました。模擬店では、各クラスから冷やしキュウリや焼きそば、チュロスなどPTAは豚丼などが出されました。たくさんの方が来校し、楽しい白高祭を行うことができました。

科目選択説明会

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7月13日(木)に1学年、2学年を対象にした次年度の科目選択説明会を実施しました。教務部長より次年度カリキュラムやコース選択についての全体説明を行い、続いて各教科担当者から科目内容についての説明をしました。両学年とも将来の方向性や具体的な進路を意識しつつ、各自メモを取りながら真剣に聞き入っていました。

3学年国語表現――コラージュ川柳

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7月18日(火)に3学年国語表現の授業において、「コラージュ川柳」を作成しました。コラージュ川柳とは、新聞等から五・七・五の言葉を切り抜き、ユーモアある組み合わせで作る川柳のことです。普段新聞を読まない生徒も多い中、面白い言葉を探しながら興味のある記事を読む姿も見られました。新たな視点から新聞に触れることで、今後もニュースに触れる機会が増えたり、創作活動を楽しんだりする一助となればと思います。

1学年「働き方&収入 仮想体験グループワークショップ」

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7月18日(火)1学年の産業社会と人間の授業において、株式会社ライセンスアカデミーの小林和人様を講師として招き、「働き方&収入 仮想体験グループワークショップ」を行いました。  前半はすごろく形式のワークショップで、働き方や生まれた子供の人数などによる収入・支出の差や、ライフステージごとの支出場面などを楽しく学んでいる様子でした。後半では、それぞれ興味のある進路について、資料をもとに理解を深めていました。  科目選択説明会に続き、自らの進路について現実的に考えることのできる機会となりました。「将来の自分」の解像度を上げて、目標に向かっていく推進力にしてほしいと思います。

ビジネスプラン中間発表会

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7月19日(水)に本校体育館で、ビジネスプラン中間発表会が開催されました。3学年が「総合的な探究の時間」を利用して作成してきたビジネスプランを発表し、講評して頂くことで更なるブラッシュアップを目的に行いました。講師として日本政策金融公庫の高橋様、室蘭工業大学の中西様からアドバイスをいただきながら、全6グループが発表しました。今回のアドバイスをもとに9月のビジネスプラングランプリに出展できるように準備を進めていきたいと思います。

環境鮮麗学 第7回「プラスチック・プラネット その2」

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夏の大潮。海岸で初のフィールドワークに挑戦!満潮の波が置いていったゴミを20名で回収しました。もちろん目的は清掃だけでなく環境調査!1ヘクタールで1時間に回収したゴミはなんと150㎏以上❢ さて、イチバン多かったモノとは? 海岸に散らかるゴミはいったいどこから来るのか、どうすればその量を減らすことができるのか、生徒たちが自分で調べ、考え、行動する訓練の第一歩となるフィールドワークの日が来ました。授業枠2回分を使い、6チームに分かれて潮の引いた海へ。およそ1ヘクタールの対象エリアから1時間でゴミを回収し(動植物や海藻の亡骸は除く)、プラスチックやアルミ缶などがどれくらい含まれているかを調べます。このチャプターで生徒がチャレンジするのは、ゴミがどうやって海岸まで運ばれてきたかを、データに基づいて考察すること。もちろん、その先には「海岸から漂着ゴミを減らすためには何をすればよいか」という厄介な問いが控えているのですが、まあ、それはおいおいということで。  かっこつけて語っても結局はゴミ拾い。生徒のテンション低いんだろなー・・・と思っていたら、バスの中は想定外の遠足気分。生徒にとって「外で何かする」こと自体がワクワク体験のようです。ビーチに出ても皆さんやる気満々。失速する生徒は一人もおらず、砂の中に潜り込んでびくともしないロープと格闘し、チーム一丸でひっこぬいてました。結局、1時間で回収したゴミは150㎏以上❢ まったくもってよく頑張りました(素晴らしかったのは、スマホ持ちこみOKにもかかわらず海岸では誰一人スマホいじりをしなかったこと)。  回収物の仕分け作業には町の教育委員会も参加し、夕方までに無事終了。予想はしていたものの、ダントツでプラスチック製品が目立ちました。容器類はもちろんなのですが、特筆すべきはロープとネット。重量、頻度、いずれもとびぬけており、生物も人間も安心して暮らせる海に戻すには、この難敵をどうにかする必要がありそうです(動画あり)。  さて、これからが学びの本番です。プラスチック・プラネット全体を救うにはまだ力不足ですが、白糠町を廃プラスチックタウンにしない方法なら何とかできるかもしれません。ボランティア活動に徹するもよし、新たなビジネスモデルを考えるもよし、行動経済学を活用して人の行動を変えていくもよし。残念な現実から何を生み出すか、生徒たちの発想に期待しましょう。

令和5年7月度「漁港清掃」

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7月15日(土)に予定されていた白糠漁港の清掃ですが、悪天候のため18日(火)に延期となり、ドリーム部と地域教育コーディネーターが参加してきました。大きなゴミはありませんでしたが、タバコの吸い殻は多く見受けられました。尚、8月は施設内の清掃も行うとのことで、私たちが参加するのは9月実施のものになります。もう涼しくなっている事でしょうね。