学校設定科目「環境鮮麗(せんれい)学」第1回
環境鮮麗学第1回「環境って何だろう」 4月12日(水)白糠の特性を活かした学校設定科目「環境鮮麗学」が開幕しました。生徒と先生が試行錯誤をともにしながら作り上げていく「教科書のない授業」のはじまりです。ゴールは、地球環境や社会と自分の”つながり”を認識し、意志や行動を決められる人間になること。1学年では、まず自分の切り口で周囲の世界を捉える練習から。第1回では「つながり」に目を向けること、見えていないものにも関心を向けること、そして、自分自身も環境の一部であること、を学びました。目の前の超電導現象やウランに戸惑いながらも、生徒たちは磁力線や放射線の存在をしっかり感じ取っていました。しかし、今日の授業で生徒たちの印象に強く残ったのは「つながりや循環がバランスを失うと、環境問題が発生する」という点だったようです。生徒たちが、白糠を通して社会や地球環境をどのように捉え、何を選択するのか、これからの展開が楽しみです。
学校設科目「環境鮮麗(せんれい)学」第2回
環境鮮麗学 第2回「そこにあるルール」 クラス全員でつくっていく「環境鮮麗学」の授業。第2回のテーマは「ルール」。空間を支配している自然のルールに関心を向け、“不自然な状態”、に気づく力を養いました。はじめに注目したルールは「重たいものは沈む」。生徒たちは空気や二酸化炭素分子の質量を計算し、動きを予測してから、ドライアイス上で落下しないシャボン玉を観察しました。さらに、このルールを通して、不安定な大気、プレートの沈み込み、海洋深層水の大循環、などの現象に目を向けました。 次に目を向けたのは「生き物はいつか死ぬ」というルール。生徒たちは周波数の異なる音を聞き、自分たちと20代の教員には聞こえる12000ヘルツの音が、50代の教員にはまったく聞こえないことに驚愕していました。また、「生き物はいつか死ぬ」というルールの裏側にある「ある生物の死がほかの生物の生存を支える」という点については、ゆっくりと気づいてもらうために、今日は軽く触れるだけにしました。 厳しさを増す地球環境の中で、若者たちは否応なく「地球に負荷をかけないシステムづくり」を求められます。成人し、持続的でないしくみを見つけ出した彼ら、彼女らが「こんなふうにしたらどうでしょうか」と声を上げる日を、私たちは楽しみにしています。
学校説明会
9月13日(金)学校説明会がありました。 例年よりも多くの中学生や保護者が来校し、白糠高校の取組や生徒の様子を見ていただきました。動画を見たり、生徒が中学生からの質問に答える座談会形式の学校紹介や、白糠高校で無償提供される給食体験、英語や商業の授業体験、久遠塾の体験など、短い時間でしたが白糠高校の魅力が詰まった内容になっていました。今回も学校説明会の補助をしてくれた生徒はボランティアで、司会や、学校紹介の座談会、給食配膳や受付、授業補助や誘導に至るまで、積極的に準備から参加してくれました。中学生や保護者の皆様にも、そんな生徒たちの一生懸命さや、普段からの頑張りが伝わったかと思います。 より多くの中学生が白糠高校に興味を持ち、選んでくれることを期待しています。
悲願のベスト4達成!!
6月13日~6月16日に小樽市総合体育館・北海道小樽潮陵高等学校にて第75回北海道高等学校バドミントン選手権大会(令和5年度高体連全道大会)が行われました。 【大会結果】 男子団体 第3位(昭和42年以来56年ぶり) 初回戦 3-1 旭川龍谷 2回戦 3-1 帯広三条 準決勝 0-3 帯広大谷 男子ダブルス ベスト8 渡部・對木一 ベスト16 齊藤・對木隼 男子シングルス ベスト8 渡部 ベスト16 齊藤 1回戦敗退 對木一 今年1月の選抜大会で叶わなかった『団体ベスト4』という目標をついに達成することができました。選手一人ひとりがチームのために自分の役割を果たそうと努力を積み重ねた結果が、今回のベスト4達成に繋がりました。初回戦から拮抗した試合が続きましたが、競った場面で強気な攻撃ができ、勝ち切る場面が多く見られました。 試合内容としては、渡部・對木一ペアはシード選手相手にファイナルに持ち込む高い集中力を見せたり、對木隼・對木慎ペアは地区大会から全試合、相手の第1ダブルスと当たりながらも、チームに流れを引き寄せる気迫のプレーを見せたり、齊藤は団体戦の要である第1シングルスを安定したプレーで取ってくれたり、すべてが上手くかみ合った大会でした。 この大会で3年生は引退となります。これからは進路に向けて目標を達成できるように頑張って欲しいと思います。1・2年生は人数が減りますが、今回得た経験をもとに更なるレベルアップをできるように練習に取り組んでいきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。
情報モラル教室を開催しました
令和6年5月29日(水)6校時に情報モラル教室を開催し、釧路警察署生活安全課少年係 服部巡査よりお話をしていただきました。現在、社会的な問題でもあるSNSの利用に関する様々なトラブルについての具体例を交えたお話や、若年層が容易に手を染めやすい特殊詐欺についての犯罪手口などを含めたお話に、生徒は真剣に耳を傾けていました。あらためてSNSの利用について深く考える、とても良い機会となりました。
授業風景(英語)JICA交流会
12月4日(月)JICAを通じた掘削技術専門学校への留学生が生徒と交流をもちました。1学年は各国の挨拶や伝統的な食べ物をキーワードにしたフルーツバスケットならぬ”ランゲージバスケット”を、2学年は見本を見せながら折り紙で鶴や風船を折ったり、自作の紙飛行機を遠くまで飛ばすために試行錯誤を、3学年は研修員の方々の名前の響きに合う漢字を提案し、その漢字での書道体験を楽しみました。全学年とも司会進行を生徒が英語で行い、自分たちの持つ知識で意思疎通を図ろうとする姿が見られました。
映画「シサㇺ」鑑賞会
9月19日(木)イオンシネマ釧路にて、映画「シサㇺ」の鑑賞を行いました。この映画はアイヌと和人との歴史を描いたものであり、白糠が主な舞台となっています。作中でも「シラヌカ」「オンベツ」といった地名が登場し、当時の世界観をより身近に理解することができました。生徒たちからは「面白かった」「泣きそうになった」などの感想が多数挙がっており、映画を楽しみながらアイヌ文化について考えることができたようです。
消防署「普通救命救急講習Ⅰ」
1月17日(水)の午前、ドリーム部を中心とした生徒と教員、久遠塾の講師が消防署の普通救命救急講習を受講しました。救命救急法は日進月歩で常に改善されているため、2~3年に一度は再受講して知識と技術を更新する必要があり、再受講者も2名いました。消防署の方の説明も分かりやすく、生徒達も熱心に受講していました。自分の身を守れて地域社会にも貢献でき、更には履歴書にも書けてしまう…。次年度は2~3回は催したいと考えております。土日に開催して近隣の方々にもご参加頂ければと思います。
環境鮮麗学Ⅰ(1学年)シリーズ3「再生エネルギー」
・「日射量を測ろう!」では、スタウトパウチと発泡スチロールで、日射計を作りました。太陽光でお湯はできるのか。カップラーメンができるぐらいのお湯を沸かすことができるのか? さあ、実験です。 ・令和6年5月24日(金)5、6校時の環境鮮麗学Ⅰの授業では、学校法人ジオパワー学園 掘削技術専門学校の講演が行われました。地熱発電の長所と短所、利用の仕方などを学びました。
【「白糠高校でスキルアップ!」資格取得説明会実施について(募集案内)】
白糠町の皆さまへ
いつも白糠高校の教育活動に温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
本校では地域との連携を深め、次世代の学びを支える取組の一環として、
次の検定の受験機会を町民の皆さまに開放いたします。
また、学習をサポートするために、本校において、検定講習も行います。
・全国商業高等学校協会主催検定(全商)
・全国経理教育協会主催検定(全経)
・日本情報処理検定協会主催検定(日検)
「白糠高校でスキルアップ!」資格取得説明会実施について(募集案内).pdf
【求人企業様向け】
●「病気療養中等の生徒に対する教育の保障」について