学校設科目「環境鮮麗(せんれい)学」第2回
環境鮮麗学 第2回「そこにあるルール」
クラス全員でつくっていく「環境鮮麗学」の授業。第2回のテーマは「ルール」。空間を支配している自然のルールに関心を向け、“不自然な状態”、に気づく力を養いました。はじめに注目したルールは「重たいものは沈む」。生徒たちは空気や二酸化炭素分子の質量を計算し、動きを予測してから、ドライアイス上で落下しないシャボン玉を観察しました。さらに、このルールを通して、不安定な大気、プレートの沈み込み、海洋深層水の大循環、などの現象に目を向けました。
次に目を向けたのは「生き物はいつか死ぬ」というルール。生徒たちは周波数の異なる音を聞き、自分たちと20代の教員には聞こえる12000ヘルツの音が、50代の教員にはまったく聞こえないことに驚愕していました。また、「生き物はいつか死ぬ」というルールの裏側にある「ある生物の死がほかの生物の生存を支える」という点については、ゆっくりと気づいてもらうために、今日は軽く触れるだけにしました。
厳しさを増す地球環境の中で、若者たちは否応なく「地球に負荷をかけないシステムづくり」を求められます。成人し、持続的でないしくみを見つけ出した彼ら、彼女らが「こんなふうにしたらどうでしょうか」と声を上げる日を、私たちは楽しみにしています。
【「白糠高校でスキルアップ!」資格取得説明会実施について(募集案内)】
白糠町の皆さまへ
いつも白糠高校の教育活動に温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
本校では地域との連携を深め、次世代の学びを支える取組の一環として、
次の検定の受験機会を町民の皆さまに開放いたします。
また、学習をサポートするために、本校において、検定講習も行います。
・全国商業高等学校協会主催検定(全商)
・全国経理教育協会主催検定(全経)
・日本情報処理検定協会主催検定(日検)
「白糠高校でスキルアップ!」資格取得説明会実施について(募集案内).pdf
【求人企業様向け】
●「病気療養中等の生徒に対する教育の保障」について